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Shiga Association of Medical Technologists

いぶき賞THE IBUKI PRIZE

いぶき賞について

いぶき賞は、仁木偉瑳夫氏ならびに岡部英俊氏がこの会に寄付された原資をもって運営される臨床検査に関する学術及び技術の向上に寄与することを目的とし、いぶき賞選考規程により、臨床検査の分野において優れた論文発表あるいはそれと同等の評価を得ているもの、臨床検査の分野において後進の指導、育成に貢献のあったもの、本会の発展に大きく貢献したものに贈られる賞です。

お知らせ

● 第二十六回いぶき賞受賞者 New

大津赤十字病院 検査部  遠藤 昭大 氏

受賞対象論文

Aerococcus urinae による尿路感染症に化膿性膝関節炎と血液培養陰性心内膜炎を合併した一例」,日本臨床微生物学会雑誌,2023;第33巻 第2号:127-133


受賞理由
臨床検査に関する学術及び技術向上に寄与

歴代受賞者PRIZEWINNER

第二十五回(令和4年度) 塚口 扶美枝(滋賀医科大学医学部附属病院 検査部)

受賞対象論文

「カンジダ選択分離培地の簡易同定に関する比較検討」,滋賀医学検査,2022:Vol.12(1):10-16


受賞理由
臨床検査に関する学術及び技術向上に寄与

第二十四回(令和3年度) 清水 祥子(滋賀医科大学医学部附属病院 患者支援センター)

受賞対象論文

「ヒス束内triple pathway機能的縦解離が示唆された高度房室ブロックの1症例」, 心電図,2020;40(4):235-243


受賞理由
臨床検査に関する学術及び技術向上に寄与

第二十三回(令和2年度) 吉田 章子(独立行政法人地域医療機能推進機構滋賀病院)

受賞対象論文

「p40免疫染色導入後の肺非小細胞癌に対する細胞学的再検討」,滋賀医学検査, 2017:Vol.7(1):2-7


受賞理由
臨床検査に関する学術及び技術向上に寄与

第二十二回(令和元年度) 田邊 正喜(彦根市立病院)

受賞対象論文

「GAD抗体測定法の違いによる緩徐進行1型糖尿病の診断の差異」,医学検査, 2019;68:347-351


受賞理由
臨床検査に関する学術及び技術向上に寄与

第二十一回(平成30年度) 馬場 康次(彦根市立病院)

受賞対象論文

「我々が考案した血液培養陽性ボトルからの直接同定を目的とした簡便な前処理方法の評価」,医学検査, 2018; 67: 623-630


受賞理由
臨床検査に関する学術及び技術向上に寄与

第二十回(平成29年度) 該当者なし

第十九回(平成28年度) 木下 愛(滋賀医科大学医学部附属病院)

受賞対象論文

Campylobacter fetus subsp. fetus による感染性腹部大動脈瘤の1症例」,医学検査, 2016; 65: 459-465


受賞理由
臨床検査に関する学術及び技術向上に寄与

第十八回(平成27年度) 該当者なし

第十七回(平成26年度) 田口 一也(大津市民病院)

受賞対象論文

「筋上皮細胞からアプローチする乳腺細胞診 Myoepithelial cells as a diagnostic clue for the breast cytology」


受賞理由
臨床検査に関する学術及び技術向上に寄与

第十六回(平成25年度) 吉井 三幸(滋賀医科大学医学部付属病院)

受賞対象論文

APLの臨床病理学的な特徴:当院におけるAPL再発時の細胞形態と細胞表面抗原の変化について, Int J Clin Exp Pathol 6(10):2192-2198,201


受賞理由
臨床検査に関する学術及び技術向上に寄与

第十六回(平成25年度) 西村 精児(近江八幡市立総合医療センター)

受賞対象論文

電子顕微鏡にて線維状構造物(microfibril)を認めたAML-cuplikeの2例, 日本検査血液学会雑誌 第14巻 第2号


受賞理由
臨床検査に関する学術及び技術向上に寄与

第十五回(平成24年度) 籠谷 亜希子(滋賀医科大学医学部付属病院)

受賞対象論文

膀胱巣状亜型尿路上皮癌の1例, 日本臨床細胞学会雑誌、2012;51:209-298


受賞理由
臨床検査に関する学術及び技術向上に寄与

第十四回(平成23年度) 奥野 広子(滋賀医科大学医学部付属病院)

受賞対象論文

好酸球増多を示した血管免疫芽球型T細胞リンパ腫の1例 −フローサイトメトリの有用性−, 日本検査血液学会雑誌;12(3):364-369;2011.


受賞理由
臨床検査に関する学術及び技術向上に寄与

第十三回(平成22年度) 石垣 多佳子(滋賀医科大学医学部付属病院)

受賞対象論文

心エコー検査における左室拡張機能の指標と血漿BNP値の比較検討―腎機能との関連性について―, 超音波検査技術;35(4):411-417;2010.


受賞理由
臨床検査に関する学術及び技術向上に寄与

第十二回(平成21年度) 重田 雅代(滋賀医科大学医学部付属病院)

受賞対象論文

熊と鹿の生肉を摂取後、腸管出血性大腸菌感染症を発症した1症例, 医学検査, 27巻12号:1333-1336.


受賞理由
臨床検査に関する学術及び技術向上に寄与

第十一回(平成20年度) 大森 康旨(大津赤十字病院)

受賞対象論文

内視鏡下消化管EMR・ESDおよび大腸腺腫切除標本の寒天包埋による標本作製法,病理と臨床 26巻12号:1313-1316.


受賞理由
臨床検査に関する学術及び技術向上に寄与

第十回(平成19年度) 黒川 龍美(公立甲賀病院)

受賞対象論文

Hairy cell leukemia 類似の非腫瘍性B細胞増多症, 医学検査2004;53:139-143.


受賞理由
臨床検査に関する学術及び技術向上に寄与

第九回(平成18年度) 湯本 浩史(滋賀医科大学医学部付属病院)

受賞対象論文

コンピュータクロスマッチの導入効果-交差適合試験で抗グロブリン法を省略した利点とリスクの検討- ―日本輸血細胞治療学会,52, 669-977, 2006.―


受賞理由
臨床検査に関する学術及び技術向上に寄与
役員歴
平成11年度〜15年度 滋賀県臨床衛生検査技師会 輸血検査研究班班長 輸血・移植検査分野長

第八回(平成17年度) 奥井 幸三(公立 甲賀病院)

受賞対象論文なし

『滋賀県臨床検査精度管理−生化学部門における総コレステロ−ルの歩み−』(第 35回滋賀県公衆衛生学会発表)


受賞理由
奥井 幸三氏は、昭和63年度より、滋賀県精度管理委員会生化学部会委員として精度管理事業に積極的に参加し、平成8年より現在までの長期にわたり生化学部会代表として、滋賀県内参加施設の施設間差是正を第一目標に努力し、滋賀県下の生化学デ−タの収束に多大に尽力した。また、平成11年度からは研究班活動を通じても後進の指導と育成にも貢献している。

第七回(平成16年度) 入野 保(滋賀県立成人病センター研究所)

受賞対象論文

Irino T et al.: Establishment of real-time polymerase chain reaction method for quantitative analysis of asparagine synthetase expression』−Journal of Molecular Diagnostics, 2004; 6; 217-224−


受賞理由
入野 保氏は、技師会活動では、2004年の今日まで2年間の血液研究班班長、二期4年間の技師会理事(2年間は常務理事)、現在は学術検査研究部門の遺伝子検査分野長を務めるなど7年間技師会の中心的役割を担っており、理事の籍を離れた後も率先して対外的な技師会行事の運営に積極的に協力している。また、学術的な業績では、今回の受賞対象論文となった外国雑誌Journal of Molecular Diagnosticsに白血病におけるAsparagineSynthetase遺伝子発現のRT-PCR定量分析法を2004年8月に発表するなど遺伝子分野での研究を続け、その成果を学会等でも積極的に発表している。

第六回(平成15年度) 宮平 良満(滋賀 医科大学医学部附属病院)

受賞対象論文

『肺芽腫の1例 』他−日本臨床細胞学会雑誌43; (1):65-69.2004−


受賞理由
宮平良満氏は、1988年より今日まで病理・細胞検査業務に携わる傍ら、岡部教授の下で免疫組織染色などによって日常業務の中から診断が困難で稀な症例等を検討し、その成果を学会に発表するとともにケ−スレポ−トとして地道に論文を発表している。さらにその実務経験を生かして「検査と技術」などにも日常染色ガイダンスとして各種染色法の解説を行なっている。県下においては技師会の精度管理細胞部会代表(4年)を含め、現在まで9年間この分野の精度向上に努めるとともに、1998年には医学検査に滋賀県での精度管理方法に関する試みを論文として発表したり、学術部検査研究部門においては細胞検査講習会の講師を務めるなどスクリーナーの指導育成に努力するなど積極的に技師会活動に関わっている。

第五回(平成14年度) 大槻 隆明 (滋賀医科大学医学部附属病院)

受賞対象論文

『高感度CRP測定法によるCRPの再評価』 − 新生児感染症の早期発見のためのCRP高感度測定の意義 −臨床病理50:24− 29,2002


受賞理由
本会において精度管理生化学部会代表を5年・臨床化学研究班班長を年務め、また平成4年4月1日より3期6年間、常務理事(事業部長)として、精度管理事業や生涯教育事業の会務を担当し、更に平成12年4月1日より現在まで県技師会精度管理委員長として精度管理事業を遂行するなど、本会の発展に大きく貢献している。また、同氏は、新生児感染症の早期発見に有用である高感度CRP測定法についてその臨床的意義をまとめた論文を発表するなど自らも研磨するとともに、臨床病理同学院会員として各種認定試験委員を務めるなど、臨床検査の分野において後進の指導、育成に貢献している。

第四回(平成13年度) 西尾 久明 (滋賀県立成人病センタ−)

受賞対象論文

『播種性Fusarium solani(フサ リウム・ソラニ)感染症を合併したRh1陽性急性リンパ性白血病の1剖検例』(感染症学雑誌 76:67-71,2002)


受賞理由
平成四年から四年間県技師会微生物研究班班長を務め、上記の受賞対象論文やメタロ -β-ラクタマ-ゼ産生グラム陰性桿菌に代表されるような薬剤耐性菌の分離調査を行ない、その結果を学会発表するなどその内容は微生物検査を行なっている他の多くの検査技師にとって非常に有用で日常検査を進める上で大いに役立つものである。

第三回(平成12年度) 茂籠 弘子 (滋賀医科大学医学部附属病院)

受賞対象論文

Gamma ReACTの使用 経験 ― 不規則抗体検査への応用 ― 』(機器・試薬 23:393-400,2000)


受賞理由
県下では唯一の輸血学会輸血認定施設の技師として輸血検査の精度管理や血液製剤の適正使用などの指導・普及にあたりつつ、関連学会・研究会で活発に発表を行なっている。また、県下おける輸血医療事故を防止するための技術講習会に積極的に関与し、その企画及び技術指導について中心的な役割を担っている。

第二回(平成11年度) 樋口 操子 (滋賀県立小児保健医療センタ−)

受賞対象論文なし

『子宮癌検診で発見された小細胞癌の一例』(第38回日本 臨床細胞学会秋期大会、滋賀県臨床衛生検査学会発表)


受賞理由
永年に亘る滋賀県の子宮癌・肺癌検診事業に参画し、各種検診事業に携わる医療技術 者の養成、特に細胞検査士の養成に大きく貢献した。

第一回(平成10年度) 小野 久子 (大津赤十字病院病理部)

受賞対象論文

『三次元モデル構築による心肥大係数』(医学検査 47:1353-1356,1998)


受賞理由
臨床検査に関する学術及び技術向上に寄与

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